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体育の日と神嘗祭のお話 [古典探検隊]


ホワイト:今日は、10月の祝日についてお話しします。
ホワイト:10月は、別名、神無月(かんなづき)と言います。
神様の月、という意味なんですって。
全国の神様が出雲(いづも)に留学に来る月で、出雲では
「神あり月」っても言われているそうよ。


メアリー:もしかして、各地の神社から神さまがいなくなっちゃうから、神無月(かんなづき)っていうのかしら。おっもしろぉ~い!






そういえば、今日は、体育の日よね。
体育の日って、どうしてできたか、知ってる?キング?

キング:知ってる!知ってる!体育の日は、昭和39年に行われた東京オリンピックの開会式の日が、10月10日だったから、それを記念して できたんだよね。
    大雨の中、天皇陛下が開会のあいさつを始められると、
雲一つない晴天になった。そこから、「天皇晴れ(てんのうばれ)」という言葉が、生まれたそうだよ。
メアリー:さっすが~! 物知り博士のキングね。
昔は、運動会は、体育の日に行われたりしたんですって。

キング:へぇ~~っ!

メアリー:そういえば、9月に天皇陛下が、稲刈りをなさったって、テレビでみたけど、その時、お刈り入れになられた稲を、神さまにお供えになるのは、いつだったかしら。

ホワイト:神嘗祭(かんなめさい)のことね?毎年10月15日から17日の間に行われる  伊勢神宮(いせじんぐう)のお祭り。 取りたてのお米を、天照大神(あまてらすおおみかみ)にお供えして、作物の実りを感謝するお祭りね。
稲(いね)は、神さまからのいただき物なので、「いただきます」って感謝して食べるんですって。



ホワイト:ところで、神嘗祭と切っても切り離せない大切なお祭りが、11月にあるけど、なんだか、知ってる?キング?

キング:知ってる!知ってる! 新嘗祭(にいなめさい)のことでしょ? 宮中で天皇陛下が 神様に新米をお供えになる日、全国の神社でも お祭りがおこなわれるんだよね。
天皇陛下は、新嘗祭で神様に新米をお供えしてから、初めて新米をお召し上がりになるんだって。
ママが、そろそろ新米が届く頃ね、って言ってた。ママに言わなきゃ、「新米を炊いたら、まず神様やご先祖様にお供えしてから、家族みんなで食べようって。」

メアリー:その土地でとれた旬(しゅん)のものを食べると、病気になりにくく、体が元気になるんですって。
ホワイト:地野菜(じやさい)って、美味しいし、体にも良いし、良いことづくめね!
ホワイト:日本人はね、ずぅ~っと昔から、太陽や山、川、海、石ころ、米粒、家や台所、トイレまで、すべてのものに、神さまが宿っていると考えてきたのよ。
ホワイト:すべての恵みに感謝して生きること、

キング: 困っている人を助けること

メアリー:人のために働くことが、

全員: 私達、僕たち、日本人の幸せの秘訣(ひけつ)!    

じゃあ、またね。   ばいばぁ~~~い!

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