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小倉百人一首は”恋の歌”、、、だけ?  [百人一首]

百人一首と聞くと、「恋の歌だよね~」
多分、多くの人がそう思っていると思います。
私も漠然とそう思っていました。


「平安時代、優雅が貴族社会の恋の歌だよね。あの頃の人たちって、恋愛三昧で過ごしていたのねぇ~」って。
手元にある本や本屋さんの本をパラパラっとめくっても、そういうイメージを持ってしまいます。私だけなのかもしれませんが、、(^-^;


最近、萬葉集について書いてある本を何冊か読んでいるのですが、自分の思い込みを反省させられる日々です。
小倉百人一首に限らず、和歌に詠われているのは、恋心ばかりじゃない。
防人(さきもり)の人、つまり国防に携わる兵士の歌や、それぞれの時代に生きた人々の慟哭(どうこく)、自分の力ではどうすることもできないやるせなさ、抗えない運命に対する諦観など、たくさんの想いが込められた歌がことのほか多いのです。


例えば、


二十一番歌
今来むと いひしばかりに長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
(古今集/素性(そせい)法師)

この歌は、「三十六歌仙の一人、素性法師が女性の心になって作った歌である」といろいろな本に書かれてあります。


意味は、

すぐに来てくださると、あの人がおっしゃったばかりに、待ちに待っているの。
その間に、秋も更けてしまい、9月の有明の月が出てきてしまいました。

出て行ったきり帰ってこない男性を待ち続けている女性の気持ちを詠っているそうなのです。

本当にそうなのでしょうか?



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第3回第4回小学生百人一首総合大会のお知らせ [百人一首]

第3回百人一首大会案内チラシ表面2.jpg


[名称]



[日時]
第3回 平成30年8月26日(日) 9:30-15:00 ←確定
第4回 平成31年1月14日(祝) 9:30-15:00 ←場所の予約が取れたら確定になります

[場所]
ミューカルがくと館(福島県郡山市開成1-1-1 駐車場有)


[参加資格]
小学生


[内容]

第1回、第2回は、五色百人一首を使って競技しました。
今回は趣向を変えたいと考えています。

3部門に参加、それぞれポイントを獲得、総合得点の多さで優勝・準優勝などを決める方法
(部門1)小倉百人一首20首でかるた
・どの札を使うかは、追って発表します

(部門2)知っているかな?百人一首のあれやこれ
■百人一首の基礎知識や、知っていてほしい意味などについての筆記
・〇×形式、三択、を中心に
・学年に応じて、ハンデをどのようにつけるか検討中
■当日出題される問題は、事前にHPなどで学習できるようにする予定です

(部門3)小倉百人一首に入っていない、時代を代表する和歌で かるた
・事前公表なし♪歌に関する予備知識なしでかるたをします


[後援]
郡山市教育委員会

[参加費]
各回1人2,500円
・第3回第4回同時エントリーの場合、4,000円

[申し込み方法]


リンク先のフォームの他に、メールでもお申込みいただけます。
・メール:info@kids88.org まで、件名「小学生百人一首大会エントリー」とし、
[参加児童名(ふりがな付)・性別・学校名・学年・保護者氏名・〒・住所・電話番等・メルアド]
[参加を希望する回→ 第3回 / 第4回 / 第3回と第4回両方 ]
をお知らせください。
 
■エントリー後の連絡は、メールで行いますので、送受信可能なメールアドレスをご記入ください。大会事務局のメールアドレスは、info@kids88.org ですので、このメールを受信できるように設定下さい。
■受付確認後、事務局より、エントリー料お支払いを含む各種ご案内を差し上げます。
お申込み後数日経っても、事務局から受付受理の連絡メールが届かない場合は、お手数でも、info@kids88.org にお問い合わせください。
■キャンセルの場合でも、ご返金は致しませんので、予めご了承ください。
■大会情報につきましては、随時ホームページでご案内しますので、ご確認いただければ幸いです。


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1/8 「親子学習会~日本のことに詳しくなろう!」参加受付中です [ご案内]

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平成30年新年初めての”ことふみ郡山”は、
日本のはじまりのお話・国柄について、
学びたいと思っている学生・大人の方が参加できる、
[”プレゼント企画付き” お正月学習会]を開催します♪

ご挨拶

ことふみ郡山では、祝日の午前に、小学生対象に、論語や古典を素読したり、百人一首を楽しみながら、言葉の力をつけ、先人の智慧に学ぶ様々な活動をしています。昨年平成27年には、「キッズパーク~小学生百人一首大会~」を年2回開催、その成果もあり、「平成27年度郡山市まちづくりハーモニー賞」を受賞させていただくこともできました。ありがとうございます。
最近保護者の方々から、子供と一緒に大人も学びたい!というリクエストを頂戴するようにもなっております。

そこで、この度、「お正月学習会~日本のことに詳しくなろう!~」という学習会を開催することに致しました。
日本の国のはじめのお話を聞き、百人一首にみる国の形を学び、実際に百人一首を楽しむ。そして、最後に、お正月プレゼントを、クイズや抽選で貰う。という内容です。
小学生以上、日本のはじまりのお話・国柄について学びたいと思っている学生や大人の方に広く門戸を開け、楽しみながら、私たちの国、日本の国柄、日本語の美しさや、古より伝わる日本文化の奥の深さを知り、言葉の力を磨き、生きる力を育むためのきっかけづくりの一つにしたいと願っております。


詳しいご案内は、下記ページをご覧いただければ幸いです。






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共通テーマ:趣味・カルチャー

綺麗な息を吐く!それが幸せのコツ♪ [古典探検隊]

今日は、この本『あなたを幸せにする大祓詞(おはらえのことば)』(小野善一郎著/青林堂)を読んで学んだことをお伝えします。
人は乃ち天下の神物なり (ひとはすなわち あめしたの しんもつなり)
須らく静謐を掌るべし (すべからく せいひつを つかさどるべし)
心は乃ち神明の主たり (こころは すなわち しんめいのしゅたり)
心身を痛ましむる莫れ (しんしんをいたましむるなかれ)
神は垂るるに      (かみはたるるに )
祈祷を以って先と為し   (きとうをもってさきとなし)
冥は加ふるに     (めいはくわふるに)
正直を以って 本と為す (せいちょくをもって もととなす)
これは、天照大神のお言葉だそうだよ。
伊勢神道(いせしんとう)の最初の書物と考えられている『造伊勢二所太神宮宝基本記(ぞういせにしょだいじんぐうほうきほんぎ)』に書かれているんだって。
今の言葉でいうと、大体こんな感じ。

--
僕たちは、大きな宇宙の中の神性な存在。
だから、心は穏やかにして、慎み深く生活しなければならない。
自分の心には、神さまが宿っているのだから、
その心の神さまを我欲我見(がよくがけん)の異心(ことごころ)によって、絶対に傷つけてはいけない。
神さまのご加護を得るためには、
何よりも欲得の全てを自分の心から追い出して、心から祈り、
まっすぐな清らかな心を、大切にしなさい。
--

って。
我欲我見は、私利私欲に近い言葉かもね。
日々の生活は、実は「荒行(あらぎょう)」なんだって。修行ってことだよね。
腹が立ったり、不足や不満の心。妬みや嫉妬の心は、勝手に外から入ってくるものではなくて、自分の心が作り出しているもの。これを、異心(ことごころ)って言うんだ。
僕たちは、もともとは、神さまと同体の清らかな存在なので、毎日生活していく中で作り出してしまっている罪や穢れを祓って、清らかな境地になり、神さまの御心と一つになって生きるというのが、僕たち日本人の生き方なんだって。
あらゆる世の中の一切合切の罪穢れを自分の心の中に引き受けて、それを祓って、自分の心から外に出さないようにしなければ、世の中に真の平和は訪れない。

世の中で飛び交う嫉妬、憎悪、悪口などは、すべて僕たちの心が作り出して外に出しているもの。全ての根本は、自分自身の心を清めることなんだ。一番身近な自分の心を清明にすることが、世の中の平安につながる。だから、どんなに不幸と思われる罪穢れを呑み込んでも、出すときは、清らかな感謝の言葉で話すようにしなければならないんだ。
王貞治さんは、物事を前向きに考えるコツを聞かれた時に、悶々と考えるより、吹き消すつもりでフッっと息を吐くんだって。
キット、こういうことなんだね。
マイナスな感情が心に沸き上がってきたときでも、ふっと息を止めて、そして、感謝の心で息を吐く。
そこから、はじめたいね。
じゃあ、またね。

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体育の日と神嘗祭のお話 [古典探検隊]


ホワイト:今日は、10月の祝日についてお話しします。
ホワイト:10月は、別名、神無月(かんなづき)と言います。
神様の月、という意味なんですって。
全国の神様が出雲(いづも)に留学に来る月で、出雲では
「神あり月」っても言われているそうよ。


メアリー:もしかして、各地の神社から神さまがいなくなっちゃうから、神無月(かんなづき)っていうのかしら。おっもしろぉ~い!






そういえば、今日は、体育の日よね。
体育の日って、どうしてできたか、知ってる?キング?

キング:知ってる!知ってる!体育の日は、昭和39年に行われた東京オリンピックの開会式の日が、10月10日だったから、それを記念して できたんだよね。
    大雨の中、天皇陛下が開会のあいさつを始められると、
雲一つない晴天になった。そこから、「天皇晴れ(てんのうばれ)」という言葉が、生まれたそうだよ。
メアリー:さっすが~! 物知り博士のキングね。
昔は、運動会は、体育の日に行われたりしたんですって。

キング:へぇ~~っ!

メアリー:そういえば、9月に天皇陛下が、稲刈りをなさったって、テレビでみたけど、その時、お刈り入れになられた稲を、神さまにお供えになるのは、いつだったかしら。

ホワイト:神嘗祭(かんなめさい)のことね?毎年10月15日から17日の間に行われる  伊勢神宮(いせじんぐう)のお祭り。 取りたてのお米を、天照大神(あまてらすおおみかみ)にお供えして、作物の実りを感謝するお祭りね。
稲(いね)は、神さまからのいただき物なので、「いただきます」って感謝して食べるんですって。



ホワイト:ところで、神嘗祭と切っても切り離せない大切なお祭りが、11月にあるけど、なんだか、知ってる?キング?

キング:知ってる!知ってる! 新嘗祭(にいなめさい)のことでしょ? 宮中で天皇陛下が 神様に新米をお供えになる日、全国の神社でも お祭りがおこなわれるんだよね。
天皇陛下は、新嘗祭で神様に新米をお供えしてから、初めて新米をお召し上がりになるんだって。
ママが、そろそろ新米が届く頃ね、って言ってた。ママに言わなきゃ、「新米を炊いたら、まず神様やご先祖様にお供えしてから、家族みんなで食べようって。」

メアリー:その土地でとれた旬(しゅん)のものを食べると、病気になりにくく、体が元気になるんですって。
ホワイト:地野菜(じやさい)って、美味しいし、体にも良いし、良いことづくめね!
ホワイト:日本人はね、ずぅ~っと昔から、太陽や山、川、海、石ころ、米粒、家や台所、トイレまで、すべてのものに、神さまが宿っていると考えてきたのよ。
ホワイト:すべての恵みに感謝して生きること、

キング: 困っている人を助けること

メアリー:人のために働くことが、

全員: 私達、僕たち、日本人の幸せの秘訣(ひけつ)!    

じゃあ、またね。   ばいばぁ~~~い!

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富士総合火力演習をみてきたよ [雑感]





8月26日の土曜日、「総火演」ってみんなが呼んでいる陸上自衛隊の「富士総合火力演習」の前日バージョンを見に行ったんだ。


とにかく、かっこいいんだよ。

抽選の倍率は、29倍なんだって。

富士山が、すごく近くにみえるところでやるんだ。戦車やヘリコプター、様々な火砲などによる実弾射撃を、すごく近くでみれるんだよ。座布団や水を持ってきたり、大きなカメラを持ってきて撮影したり、みんな、とても楽しそうに演習をみてるんだ。戦車や大砲から実弾が発射される時の音や迫力は、現場でしか味わえない凄さだと思う。


演習だから、安心して、エンターテインメントのような感覚で楽しんでいるけれど、有事が起こった時には、彼らが命を懸けて、守ってくれるんだなぁ、と思うと、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになるよ。

演習の最後に、戦車が退場していく時、自衛官が敬礼をしながらいくんだよね。それがまた、何とも言えない貴い気持ちになるよ。


日本を取り巻く状況は、とてもきな臭くなっている。ミサイルが飛んできたり、南の海に、勝手に軍事基地をつくっちゃうルールを無視する国家が幅を利かせたり、、僕たちも、自衛隊を応援するだけでなく、自分でできる国守りの方法を見つけて、実践していく必要があると思うんだ。



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Twitterまとめ投稿 2017/02/03


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