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小倉百人一首は”恋の歌”、、、だけ?  [百人一首]

百人一首と聞くと、「恋の歌だよね~」
多分、多くの人がそう思っていると思います。
私も漠然とそう思っていました。


「平安時代、優雅が貴族社会の恋の歌だよね。あの頃の人たちって、恋愛三昧で過ごしていたのねぇ~」って。
手元にある本や本屋さんの本をパラパラっとめくっても、そういうイメージを持ってしまいます。私だけなのかもしれませんが、、(^-^;


最近、萬葉集について書いてある本を何冊か読んでいるのですが、自分の思い込みを反省させられる日々です。
小倉百人一首に限らず、和歌に詠われているのは、恋心ばかりじゃない。
防人(さきもり)の人、つまり国防に携わる兵士の歌や、それぞれの時代に生きた人々の慟哭(どうこく)、自分の力ではどうすることもできないやるせなさ、抗えない運命に対する諦観など、たくさんの想いが込められた歌がことのほか多いのです。


例えば、


二十一番歌
今来むと いひしばかりに長月の 有明の月を 待ち出でつるかな
(古今集/素性(そせい)法師)

この歌は、「三十六歌仙の一人、素性法師が女性の心になって作った歌である」といろいろな本に書かれてあります。


意味は、

すぐに来てくださると、あの人がおっしゃったばかりに、待ちに待っているの。
その間に、秋も更けてしまい、9月の有明の月が出てきてしまいました。

出て行ったきり帰ってこない男性を待ち続けている女性の気持ちを詠っているそうなのです。

本当にそうなのでしょうか?



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管理人 富樫

ことふみ郡山管理人様お忙しいところ恐れ入ります。

「【百人一首】歌人や和歌の興味深い逸話の数々」というサイトを運営しております富樫と申します。
この度、相互リンクをお願いしたくご連絡させていただきました。
誠に勝手ながら、ことふみ郡山という名前で、
すでに下記ページに貴サイトへのリンクを掲載させて頂きました。
https://hyakuninisshu-ituwa.com/link/link1/
22番目に掲載しております。
(リンク集ページを整理した場合、掲載番号に変更がある場合もございます。)


相互リンクの許可を頂けるようでしたら下記の当サイト情報にて掲載頂けると嬉しく思います。
加筆修正などありましたらお手数おかけしますが、
よろしくお願い致します。

■当サイト情報~~~~~
サイト名 【百人一首】歌人や和歌の興味深い逸話の数々
URL https://hyakuninisshu-ituwa.com/
紹介文 難しいと思われている百人一首ですが、興味深い逸話がたくさんあるんです。
~~~~~~~~~~~~


相互リンクをお受け頂ける際は、
お手数ですがご一報頂けると助かります。

以上です。
ご多忙中恐れ入りますが、ご対応の程よろしくお願いします。
※サイトデザインも未熟なサイトですが記事はちゃんとしておりますので、
  是非、ご覧いただければと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サイト管理人:富樫
サイト:https://hyakuninisshu-ituwa.com/
メール:kujaku48598@gmail.com
by 管理人 富樫 (2019-04-03 20:09) 

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